第四北越リサーチ&コンサルティングがまとめた8月の新潟県経済によると、個人消費は持ち直している。公共投資は持ち直しつつある一方、設備投資は増勢が鈍化しており、生産活動は弱含んでいる。基調判断は「緩やかに持ち直している」を維持した。

【生産活動】食料品はスーパーなど量販店向けに加え、業務用の生産が回復し、堅調に推移している。化学は一部で海外向けが減産となっているものの、DX関連の需要の高まりによる好調な動きも出ており、持ち直しの兆しが見られる。汎用(はんよう)・生産用・業務用機械は国内の大型建設工事向けなどが堅調である一方、中国などからの受注減速が続いており、横ばいで推移している。金属製品は作業...

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