
J1で激しい戦いを繰り広げているアルビレックス新潟。今季も終盤戦に入り、ラストスパートです。このウェブ限定記事アルビPreview(プレビュー)では、そんなアルビの応援に一層力を入れようと、データを見ながら、初心者にもわかりやすく、次の一戦に向けた見どころや注目選手を紹介します。対戦相手の情報などを頭に入れ、試合をより深く、楽しみながら応援しましょう!
(※データは9月末時点のリーグ公認競技データ「J STATs」から。それ以外の話はわりと主観が入ります)
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雨のせいして、切り替えるのも大事?
3連敗。さすがに気を落としているサポーターの皆さんも多いことでしょう。川崎に1-5の痛い敗戦でした。今の川崎は順位こそ上位ではないですが、守備の強度は高く、しっかり中央を締めて、新潟の攻撃を封じました。中盤の河原創という、「Jリーグで一番走れる選手」をこの夏に獲得したのも大きかったですね。それに事前の記事でも書いた、勢いのある山田新に、エリソン。個の力があり、隙を見せれば逃さないのは当然です。
気になる数字も見つけてしまいました。Jリーグの公式データで天候別の勝敗が分かるんですが、新潟は昨季のJ1復帰から、雨の日の試合は1勝2分け5敗です。この分の悪さは何でしょう。
ピッチ状態の悪化でボールコントロールやパスワークが機能しないのか、足元が滑りやすく、守備の難しさか。そんな場面が失点のシーンでも見えましたが、相手も条件は同じですからね…。ポゼッションのスタイルが影響するのか。この試合では川崎も、従来のボール保持より、シンプルな攻撃スタイルが生きていたように思います。


やはり1試合で5点も取られてしまえば、守備のデータは悪化します。GK小島亨介は好セーブも連発してましたが、セーブ率は低くなってしまいました。3、3、5と失点の多い3連敗は残念としか言えません。リーグ優勝の可能性もなくなりました。いっそのこと開き直って次のホーム戦を迎えたいところですが、相手が鹿島というのが…。
4位という現在順位だけでなく、個人的には、何度もタイトルを取っていて、毎年成績が安定しているオリジナル10のチームというだけで気が重い。ですが、朗報もあります。
この記事を書いている時点で、なんと試合日は晴れ予報です! 先着3万人にウェアラグのプレゼントもあるので、ビッグスワンに行くしかないです!


移籍に負傷者…失速気味の鹿島
鹿島はJ1ここ6戦で白星なし...