
少年男子組手決勝 相手と打ち合う準優勝の宮野煌大(左・帝京長岡高)=鳥栖市の鳥栖市民体育館
[佐賀国スポ・10月13日]「こういう場面で勝ち切れるようにならないと。そこが足りなかった」。空手の少年男子組手個人決勝で敗れた宮野煌大(新潟・帝京長岡高)は、反省がまず口を突いた。悔しさと手応えが混じり合う、自身初の全国大会での準優勝だった。
2分間で有効打を決めたポイント数で競う組手競技。決勝は、立て続けに技を食らって得点で先行されたが、「このまま何もできずに負けるのは、絶対にダメだ」と奮起。残り1分を切ってから積極的な突きなどで点を取り返したが、及ばなかった。
決勝は、昨年準々決勝で苦杯をなめた相手。同じ結果に終わったが、「今回はポイントを取れた」と成長を実感した。決勝までの道のりでも...
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