10月15日に公示された衆院選は新潟県内5小選挙区に15人が立候補し、全区で与野党系がぶつかる構図が固まった。派閥の裏金事件が直撃する自民党は、候補が直前に公認や比例代表への重複立候補を認められない事態が発生。一方の野党側は「政治とカネ」の追及では一致するものの、候補の一本化ができなかった選挙区もある。県内の区割り再編後初の選挙は不確定要素が多く、戦いの行方は混沌(こんとん)としている。...

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