
期日前投票が始まり、早速1票を投じる有権者=10月16日、新潟市中央区西堀通6
10月27日投開票の衆院選の期日前投票が16日、新潟県内の各投票所で始まった。早速訪れた有権者は、賃金上昇や子育て支援の充実など、それぞれの思いを込めた1票を投じた。首相就任から投開票日までが異例の短期間となった影響で、一部では入場券の全世帯への配達が間に合わず、入場券なしで投票した人の姿もあった。
期日前投票は、投票日に仕事で投票できない人などが対象。新潟市中央区役所では、雨の中でも続々と有権者が訪れた。投票した中央区の団体職員(53)は「物価高の中でも企業の利益が上がり、賃金も上がるような政策を望んでいる」と1票に託した思いを語った。
新潟市中央区の主婦(34)は「出産や子育てをサポートする政策を充実させてほしい」と、子どもを持つ親として期待を込めた。
一方、県内の自治体の中には入場券の配達が16日までに終わらなかったケースも出ている。新潟市中央区選挙管理委員会は...
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