
物流の2024年問題に関するセミナー=新潟市中央区
三井住友海上火災保険(東京)は、運転手の残業規制で物流の停滞が懸念される「2024年問題」に関するセミナーを新潟市中央区で開いた。製造業など約10社(オンライン含む)が、運転手の荷待ち時間短縮や積載率向上など24年問題の解決や緩和に向けた荷主企業の役割を学んだ。
新潟県と締結した包括連携協定の一環。10月17日のセミナーでは、荷主と運送業者の取引を監視する「トラックGメン」と呼ばれる、北陸信越運輸局新潟運輸支局の佐塚大志・首席運輸企画専門官が講師を務めた。
佐塚さんは運転手不足に加え、24年度からトラック運転手の時間外労働規制が強化され、輸送能力が30年度に3割以上不足する可能性を紹介。物流...
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