加茂市観光協会事務局の阿部駿さん（中央）、鈴木智也さん（左）、諸橋和也さん（右）＝市役所
２０２４年度に新潟県加茂市の所管を離れ、新体制となった市観光協会が、地域の魅力発信に奮闘している。事務局の職員は３人で、いずれも市内出身の２９、３０歳。東京の旅行会社や広告代理店で働いていたＵターン組だ。観光情報を網羅した市の公式ウェブサイトを開設するなど、熱意と経験、若さを武器に着々と組織のアップデートに励む。
市観光協会は１９６３年には存在し、事務局は商工観光課内に置かれていた。専任職員はおらず、同課職員が協会の仕事も兼務。協会としての業務は例年雪椿まつりの運営などが主で、市の観光情報に特化した公式サイトもなかった。
各地の自治体が観光ＰＲに力を入れる中、市も誘客に向けた情報発信の強化が...
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