
空き家を調査する(右から)小柳美月さん、馬場莉世さん、須永ひなのさん=加茂市内
新潟県加茂市内の建設業者で4週間のインターンシップを経験し、空き家の実態を調査した新潟大学(新潟市西区)の学生3人が、空き家の活用策を加茂市役所で発表した。物件を「客室」に再生し、地域一帯を丸ごと宿に見立てて人々を呼び込むなど、持続可能なまちづくりを目指して練った3案を提案した。
3人はいずれも20歳で2年生の小柳美月(みつき)さん、須永ひなのさん、馬場莉世(りさ)さん。堀内組加茂本店(加茂市番田)が受け入れた。加茂市の協力を得て市役所周辺と商店街エリアを歩き、約40軒の実態を調査。9月中旬のインターン最終日には、市議や市職員ら10人余りを前に活用策を発表した。
まち全体を宿にする構想はイタ...
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