戦後初の210万人割れとなった新潟県人口。30市町村別にみると、県全体のピークだった1997年からの27年間で、聖籠町を除く全てで減少した。半減近い阿賀町をはじめ県境の町村部などで減少率が際立つが、政令市の新潟市を含む都市部も人口を保てず、県全体の落ち込みにつながっている。

 県が公表している推計人口で、97年と24年の10月1日時点を比較。この間に合併があった市町村の97年の人口は、当時の旧自治体の人口を合わせて算出した。

 減少率が最も高いのは...

残り401文字(全文:626文字)