花角英世知事は24日、定例記者会見で、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に同意するに当たり政府に求めた7項目について「進捗(しんちょく)を把握し、遅れているものがあれば、力を入れてほしいと申し上げる」と述べ、国の取り組みを監視し続ける考えを示した。政府は年1回以上、県と取り組み状況を共有するとしていることから「約束は守る趣旨だと思っている」と語った。

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 花角知事は原発の必要性や安全性に関する丁寧な説明や、迅速で集中的な避難道路の整備、電源三法交付金制度の見直し検討など7項目を要望した。23日の政府回答を受けて、知事は再稼働に了承すると伝えた。

 定例会見で花角知事は23日に高市早苗首相と...

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