新潟市市街地
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 日本政策金融公庫新潟支店がまとめた7〜9月期の新潟県内中小企業動向調査(従業員20人以上)によると、企業の景況感を示す業況判断DIは前期(4〜6月期)から2・9ポイント低下し、1・1となった。低下は2期ぶり。景況の評価は「持ち直しの動きに足踏みが見られる」と、下方修正した。

 前期までの評価は「一部に弱さがあるものの、持ち直しの動きが見られる」だった。同支店は「製造業の一部に弱さが見られる」とした。

 業況判断DIは、業況が前年同期に比べ「好転」と回答した企業の割合から「悪化」の割合を引いた値。

 製造業は10・6ポイント低下のマイナス5・5。物価高や中国市場の影響もあり、繊維製品や金属製品などの...

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