朝日田智昭常務理事(右)から決定書を受け取る鈴木力市長=燕市役所
朝日田智昭常務理事(右)から決定書を受け取る鈴木力市長=燕市役所

 公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団、東京)は、全国で展開する防災拠点の設置自治体に新潟県燕市を選んだ。防災倉庫の整備や研修にかかる費用について、3年間で4400万円を上限に助成するとともに、周辺自治体との災害時相互応援体制づくりも推進する。

 B&G財団は、海洋センター整備などを通じて交流がある自治体に、2021年度から防災拠点整備を支援している。第1、2期で計54自治体に拠点を設置。24年度は第3期として、燕市を含む12道県15市町への設置が決まっており、新潟県では第2期の佐渡市に続き2市目。

 これにより、災害発生時の緊急対応や避難所運営に必要な防災倉庫の整備、油...

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