
NPO法人ミンナのチカラが11月上旬に開催した子ども食堂=胎内市新栄町
ひきこもりの人の支援や空き家対策などに取り組む新潟県胎内市のNPO法人「ミンナのチカラ」が、新栄町の拠点「ミンナのCasa」で子ども食堂の活動を始めた。食事作りから参加してもらい、多世代交流や食育の場として活用していく。
ミンナのチカラは、ひきこもりの人の居場所づくりや制服リサイクルなどに取り組んできた。子ども食堂は子どもの「孤食」の解消を目指し、9月から月1回定期的に開催している。参加するには100円以上の協力金を払う。食育の場としても活用できるよう、調理から参加してもらう。
代表理事の速水隆(りゅう)さん(45)は「家では調理しない子でも率先して作っている。初めて包丁を使う機会になる子も...
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