
デンカ青海工場を見学し脱炭素の取り組みを学んだ青海中生徒=糸魚川市
脱炭素先進県を目指し、新潟日報社が新潟県と共催する「にいがた脱炭素プロジェクト」の一環として、糸魚川市の青海中学校の1年生が、化学メーカー「デンカ」の青海工場で取り組みを学んだ。
2025年2月、地球温暖化対策などを語り合う「中学生円卓会議」が新潟市で予定されており、青海中は新潟県内5中学校の一つとして参加する。青海工場の見学会は10月30日にあり、生徒60人が訪れた。
担当者は、自動車部品に使われるクロロプレンゴムなどを製造していると紹介。工場は17カ所の水力発電所を持ち、電力の45%を水力発電でまかなうことなどで「環境に配慮したものづくりをしている」と語った。また「糸魚川は河川の水が豊富...
残り122文字(全文:422文字)