新潟県総合計画の素案について審議した検討委員会=11月21日、県庁
新潟県総合計画の素案について審議した検討委員会=11月21日、県庁

 2025年度からの新潟県の最上位計画となる「県総合計画」を審議する「評価・策定検討委員会」が11月21日、県庁で開かれ、総合計画の素案に関するパブリックコメント(意見公募)を11月下旬から開始することを確認した。12月3日に開会する県議会12月定例会での議論などを踏まえた上で、年明けに策定する。

 総合計画の素案には、本県の将来的な人口ビジョンについて「50年に合計特殊出生率2.07以上とする」との目標を明記。加速する人口減少を食い止めるため、「子育てに優しい社会の実現」など6項目の重要課題を盛り込んだ。

 この日は文言や表記の微修正を確認した。大学教授や医師ら21人でつくる検討委の委員からは、...

残り116文字(全文:416文字)