
県フードバンク連絡協議会の山下浩子会長(右)にコメを手渡す近藤真弘住職=三条市南四日町2
曹洞宗の住職らで構成する「総和会嶽山会(がくさんかい)新潟県中越支部」は、2トンのコメを集め、新潟県フードバンク連絡協議会(三条市北新保1)に順次届けている。
中越支部は約80の寺が檀家(だんか)にコメの提供を呼びかけ、支部内各地でまとまり次第、協議会に寄贈している。2024年で3年目。
活動の中心となっている安善寺(長岡市神田町1)の近藤真弘(しんこう)住職(47)は11月11日、三条市内にある協議会の倉庫でコメ搬入に立ち会った。「多くの檀家が協力してくれた。必要な人に行き渡るよう使ってほしい」と語った。
県フードバンク連絡協議会によると、23年産米が不作となった影響で、在庫のコメは昨年か...
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