
新潟県庁
全国の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが多発していることを受け、新潟県は11月29日、県内の養鶏場に消毒命令を出す。100羽以上を飼育する県内97の養鶏場に、29日から1週間をめどに緊急消毒を行うよう指導する。県の消毒命令は、鳥インフルエンザが多発した2022年以来となる。
県内の養鶏場では今季、上越市と胎内市の各1養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生し、計約34万羽を殺処分した。
県の消毒命令は家畜伝染病予防法に基づくもので、期間は25年3月末まで。緊急消毒では、県が消石灰を配布し、各養鶏場で鶏舎の周辺や農場の外側に散布してもらう。感染状況に応じて期間中に複数回、緊急消毒を求める可能性が...
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