
総務省が11月29日に公表した2023年分の政治資金収支報告書によると、新潟県関係の国会議員や元職ら計9人が関連する9政治団体の総額で、支出は前年比10・7%減の8538万円となった=表参照=。参院選があった前年に比べ、政治活動費が減った。収入は前年比16・1%増の1億2038万円だった。
9団体のうち、収入が最も多かったのは自民党県連会長の佐藤信秋参院議員(比例代表、新潟市出身)の後援会。パーティー収入が増え、前年比3072万円増の5916万円だった。
支出が最も多かったのは自民の斎藤洋明衆院議員(比例北陸信越)の「斎藤洋明政策研究会」。支部長を務める新潟3区支部への寄付金が減り、前年比6...
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