障害者雇用をテーマに、影山摩子弥教授が講演したセミナー=新潟市中央区八千代1
障害者雇用をテーマに、影山摩子弥教授が講演したセミナー=新潟市中央区八千代1

 障害者雇用をテーマにしたセミナーが、新潟市中央区の市総合福祉会館で開かれ、企業関係者ら約60人が集まった。横浜市立大都市社会文化研究科の影山摩子弥(まこや)教授が講演し、「障害者が職場にいることで健常者に影響を与え、労働生産性の向上につながる」などと話した。

 新潟市の企業や福祉事業所などでつくる障害者雇用支援のネットワーク「みつばち」が結成10周年を記念し11月20日に実施した。

 影山教授は、日本経済の課題として、人手不足と進まないイノベーションがあると指摘。障害者が働きやすい職場環境づくりや、障害の特性に合った仕事の割り振りなどで人手不足の解消につなげた企業の事例を紹介した。

 影山教授は、...

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