見附市の団体が障害者雇用について学ぶために開いた勉強会=新潟市西区
見附市の団体が障害者雇用について学ぶために開いた勉強会=新潟市西区

 新潟県見附市で、障害のある子の保護者らが、企業などに障害者雇用を促す取り組みを進めている。市内の事業所などに参加を募り、障害者を雇って安定した事業を展開している市外の企業を見学する勉強会を開催。障害者雇用への理解を広げていこうと尽力している。

 保護者らは2023年、「障がいがある人の地域生活研究会」を立ち上げた。渡邊里絵代表(53)は「障害のある人たちが見附でも、安心して楽しく暮らせるようにしたい」と設立に至った思いを語る。

 初の勉強会は5月下旬に開き、見附市を中心とした企業の関係者と保護者ら、15人が参加。新潟市の3企業・事業所を巡った。

 訪問先の一つとなった就労継続支援A型事業所「アンジ...

残り386文字(全文:686文字)