新潟県長岡市と長岡商工会議所が市内事業所を対象に行った7〜9月期の景況調査では、業況判断指数(DI)がマイナス8・8となり、前期(4〜6月期)と比べ6・6ポイント改善した。改善は2四半期連続で、小売り、サービスなど商業の大幅改善が寄与した。建設業の改善傾向も続いており、市産業支援課は「物価高などに伴う停滞感から、しっかりとした持ち直しへの移行が期待される」とした。

 DIは、前年同期比で業況が「良い」と答えた事業所の割合から「悪い」とした割合を差し引いた値。調査は市内400事業所を対象に9月24日〜10月15日に行い、238事業所(59・5%)が回答した。

 今期のDIを業種別に見ると、建設業は...

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