新鮮な魚を買い求める人でにぎわった「寒ぶりまつり」=12月8日、佐渡市鷲崎
新鮮な魚を買い求める人でにぎわった「寒ぶりまつり」=12月8日、佐渡市鷲崎

 冬の名物イベント「佐渡海府寒ぶり大漁まつり」が12月8日、新潟県佐渡市鷲崎の鷲崎漁港で開かれた。ブリやマグロのさく切りが通常の2〜3割引きで販売されたほか、子どもも楽しめる魚のレースも行われ、漁港は多くの家族連れでにぎわった。

 内海府漁協などでつくる実行委が主催した。12月以降にピークを迎える佐渡の寒ブリ漁はここ数年、不漁が続いている。2024年シーズンもまだほとんど揚がっておらず、水槽を一斉に泳がせ着順を当てる恒例の「寒ぶりレース」の選手はヒラマサが務めた。

 雪交じりの雨が降る中、まつりには約3500人が訪れた。100キロの本マグロや寒ブリのさく切りの販売には、80メートルほどの長蛇の列が...

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