
県厚生連が2027年度末の閉校を発表した佐渡看護専門学校=12日、佐渡市千種
JA新潟県厚生連(新潟市中央区)は12月12日、運営する佐渡看護専門学校(佐渡市)を2025年度入学生を最後に募集停止とし、27年度末に閉校すると発表した。少子化などで定員割れが続き運営が難しくなっているためで、経営危機に陥っている県厚生連の経営改革の一環。閉校すると佐渡島内から看護師養成機関がなくなる。
佐渡看護専門学校は看護師を養成する3年制の専門学校。前身は1935年に発足し、2001年に県厚生連の傘下となった。現在は生徒46人、常勤教職員10人が在籍する。
県厚生連によると、14年度から入学者が学年定員40人を下回る状況が続いた。24年度に学年定員を25人に減らしたが、入学者は10人...
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