長岡信用金庫(新潟県長岡市)は2024年度上半期(4〜9月)の景気動向調査をまとめた。全体の業況判断指数(DI)はマイナス18・5で、前回(23年度下半期)より7・3ポイント改善した=グラフ参照=。

 DIは、業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた数値。調査は職員による聞き取りで、4市(長岡、見附、小千谷、南魚沼)の229事業所が回答した。

 業種別では、製造業が前期比10・6ポイント改善のマイナス25・2だった。輸出向け関連が円安の影響で増益傾向にあり、食品も個人消費が回復し売り上げ増が見られる。建設業は4・1ポイント改善のマイナス11・5。マンション、商業施設などの...

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