来春から新たに管理運営する事業者が決まった「聖籠町農産物加工センター」=12月13日、聖籠町蓮野
来春から新たに管理運営する事業者が決まった「聖籠町農産物加工センター」=12月13日、聖籠町蓮野

 新潟県聖籠町蓮野の町農産物加工センターの指定管理者が2025年春、聖籠町が100パーセント出資する「聖籠地場物産」から、地域創生マーケティングなどを手がける「ぱずる」(燕市)に変わる。13日の町議会12月定例会本会議で関連議案が可決された。指定管理期間は2025年4月から5年間。

 「ぱずる」の幹部は燕市の道の駅国上の運営に携わっている。加工センターは、町民向けに、農産物が加工できる施設として2010年4月にオープン。みそ、米粉、もち、漬物の四つの作業室を構える。聖籠地場物産がオープン当初から指定管理者として運営してきたが、利用者数の低迷などにより経営改善が長年の課題となっていた。

 2025年...

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