
中部国際空港に向かって新潟空港を飛び立つトキエアの機体=9月27日
機材トラブルで12月16日から3日間全便欠航していた航空会社トキエア(新潟市東区)は19日、使用する全2機のうち雷を受けて損傷した機体の修理を行うため、20日から2025年1月13日まで1機体制で運航すると発表した。新潟空港発着の3路線で計80便を運休し、大幅な時間変更も生じる。運休により予約客の計約1400人に影響する見通し。
トキエアによると、雷を受けた機体は台湾で点検・修理する。修理期間が長引き、運休やダイヤ変更がさらに続く可能性もある。
1月13日までは、丘珠(おかだま)(札幌市)線は午後の便のうち34便を運休し、日によって出発時間を早める。仙台線は午前、午後合わせて42便を運休。名古屋(中部国際)線は4便を運休し、運航する便についても4時間半から5時間程度の大幅な出発時刻の変更がある。予約客には案内し、払い戻しなどに応じる。詳しいダイヤはトキエアのホームページで確認できる。
利用者の多い年末年始を含めた運休となり、トキエア広報は「お客さまに不便をかけ、大変申し訳ない」としている。
トキエアは...
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