
新潟市の佐渡汽船新潟港ターミナル-新潟空港間直行の乗り合いバス「ミニライナー」について、運行している「さくら交通」(新潟市東区)が、2025年1月から自主営業することになった。現在は新潟県佐渡市が赤字を補塡(ほてん)しているが、運賃の値上げで採算性を確保する考えだ。
ミニライナーの運行は、定期便がない佐渡空港に代わり新潟空港を利用する佐渡市民や観光客らの利便性向上が目的。17年7月から社会実験でスタートし、県と佐渡市が補助してきた。
20年度からは、佐渡市や市内の交通機関などでつくる「佐渡新航空路開設促進協議会」が主体となり、運行を委託。市が赤字を補塡してきた。トキエア(新潟市東区)が目指す佐渡便就航に合わせて中止を予定していたが、...
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