働き方の選択肢や新たな形の障害者就労について、保護者が理解を深めた「進路学習会」=加茂市学校町
働き方の選択肢や新たな形の障害者就労について、保護者が理解を深めた「進路学習会」=加茂市学校町

 障害のある人がコーヒー豆を焙煎(ばいせん)する仕事を担う「BYSN(バイセン)」を新潟県三条市などで運営する会社を招いた「進路学習会」が、加茂市の加茂中学校で、特別支援学級に通う生徒の保護者を対象に開かれた。保護者らは運営会社が提供する、新たな雇用支援サービスに関心を高めていた。

 加茂中は特別支援学級3クラスに15人が在籍し、保護者らを対象に年2回、学習会が企画されている。12月13日に開かれた今回は、BYSNを運営する「スタートライン」(東京都三鷹市)の新井真春さん(34)が講師を務め、教職員と市職員を含め約20人が参加した。

 スタートラインの就労サービスは、企業側が障害のある当事者を雇用...

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