
市民らが終幕を惜しみながら五泉市内を走ったマラソン大会=1月1日、五泉市粟島
2025年で最後となる「五泉市元旦マラソン大会」が1月1日、開かれた。市民ら約290人が60年続いたイベントの終了を惜しみながら、市街地を走った。
市が主催し、市スポーツ協会と市陸上競技協会が主管。初回は1966年で、新型ウイルスによる中止を挟んで2025年が59回目だった。スタッフ不足などのため、歴史に幕を閉じることとなった。
冬の晴れ間が広がる中、参加者は市総合会館(五泉市粟島)の周辺を周回するコースを思い思いのペースで走った。沿道からは家族らが声援を送った。
五泉市論瀬の会社員(32)は、小学1年の息子(7)と初めて一緒に参加。「ラストランは残念だが記念になった」と話した。
毎年のように...
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