横浜隼人(神奈川)-長岡商 第1セット、スパイクを決める冨田ひかり=東京体育館
横浜隼人(神奈川)-長岡商 第1セット、スパイクを決める冨田ひかり=東京体育館
横浜隼人(神奈川)-長岡商 第2セット、ブロックアウトで得点する主将の加納理美

 [春高バレー、1月6日 長岡商-横浜隼人]堅守で「つなぐバレー」が身上の長岡商が攻撃力でも魅せ、初の16強入り。主将の加納理美は「目標の16強を前に、全てをぶつけるくらいの気持ちでプレーできた」と喜んだ。

 チームを勢いづけたのは冨田ひかりだ。試合開始から鋭いサーブで守備を崩し、5連続得点で流れを引き寄せた。左腕独特の回転や軌道で、「取りづらい」とチームメートも評する。昨夏からサーブの改良に着手。同じフォームから変化球や速球を繰り出せるようになった。「ミスを恐れず全力で打ち切れた」と納得の表情だ。

 エースの加納、技術の高い冨田に加え、パワーあふれる森山来実ら3年生が躍動。森山らスパイカー陣が同...

残り231文字(全文:531文字)