長岡の味が詰まった「ながおか弁当」
長岡の味が詰まった「ながおか弁当」

 ふっくらと炊き上げた長岡産コシヒカリ、栃尾名物あぶらげの煮物…。江戸時代から続く新潟県長岡市呉服町1の割烹(かっぽう)青善が製造する「ながおか弁当」は、地場産素材を使った総菜がぎっしり詰まっており、手軽に長岡の味を楽しめる人気商品だ。

 青善は1618(元和4)年、長岡藩初代藩主の牧野忠成と共に三河(愛知県)から移ってきたと伝えられている。「ながおか弁当」は、新型コロナウイルスの影響で飲食部門から撤退し、弁当や仕出し製造などに特化した2022年秋に発売した。

 伝承のたれに漬け込んだ「鮭の焼漬(やきづけ)」や中之島地域名産の「だるまれんこん」の煮物、木宮商店(長岡市殿町1)の車麩(くるまふ)を使ったカツが入る。チャーシューは...

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