
日産の電気自動車リーフの再生バッテリーを利用したポータブル電源
音響機器や無線機器などを手がけるJVCケンウッド(横浜市)の子会社JVCケンウッド長岡(新潟県長岡市)が、電気自動車(EV)の再生バッテリーを利用したポータブル電源の製造に力を入れている。日産自動車と協業して開発した製品で、長岡市のふるさと納税の返礼品にもなっている。EVの拡大によるリサイクル需要増を見込み、事業拡大を目指す。
JVCケンウッド長岡は1984年設立で、前身は東京特殊電線の子会社。2013年に事業譲渡でJVCケンウッドの完全子会社となった。車載基板や医療用画像表示モニターなどを製造している。24年3月期の売上高は23億4500万円。
JVCケンウッドは、カーナビなどを自動車メーカー向けにOEM(相手先ブランドによる生産)で製造する。EVバッテリーの再利用策が課題となる中、取引のある日産から協業の声がけがあり、新規事業としてポータブル電源の製造を始めた。
日産の関連会社で、バッテリーの再利用を担う「フォーアールエナジー」(横浜市)とも連携する。フォーアール社が福島県浪江町で製造したEV車「日産リーフ」の再生バッテリーを活用。長岡でポータブル電源として組み立てる。
車載用のバッテリーは製品能力が高く、...
残り436文字(全文:950文字)











