四国八十八カ所霊場の本尊の写しに手を合わせる人たち。赤いカーペットの下に砂が敷かれた=1月14日、新潟市西区山田
四国八十八カ所霊場の本尊の写しに手を合わせる人たち。赤いカーペットの下に砂が敷かれた=1月14日、新潟市西区山田

 四国八十八カ所の各札所の砂と本尊の写しを置き、来場者が参拝する「お砂踏み」が、新潟市西区の新潟ふるさと村で開かれている。実際の札所を巡る「お遍路」と同じ御利益があるとされ、訪れた人たちは健康増進や平穏無事を願い、熱心に手を合わせていた。

 お砂踏みは、交通が不便だった江戸時代に考えられたとされる。現在は全国で開かれ、高齢などで巡礼が難しい人らが訪れている。新潟県の催しはイベント運営会社「MICE(マイス)ブレイン」(新潟市東区)が主催した。...

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