新潟L-日テレ東京V 後半追加タイム、途中出場のMF富岡千宙が執念のゴールを決める=サンガS(写真映像部・富山翼)
新潟L-日テレ東京V 後半追加タイム、途中出場のMF富岡千宙が執念のゴールを決める=サンガS(写真映像部・富山翼)

 [新潟L1-1日テレ東京V(PK3-0)]「もう本当に執念。今までで一番、気持ちでサッカーをしていた」。主将のMF川澄奈穂美がそう振り返るほどの激闘だった。

 相手は皇后杯で16回の優勝を誇る常勝軍団。序盤からボールを支配され、早々に失点したが、ここから新潟Lは磨きをかけてきた堅守を発揮。猛攻を耐え抜き、攻勢に転じた。

 0-1で迎え、敗北がよぎる後半追加タイム。敵陣右サイドからのFKを獲得。GK平尾知佳も前戦に加わる総力戦で、こぼれ球を押し込んだのはMF富岡千宙だった。

 今季はけがの影響で出場機会が少なかったが、...

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