
続々と試験会場に入る受験生=1月18日、新潟市西区の新潟大五十嵐キャンパス
大学入学共通テストは1月18日、初日の日程を終えた。インフルエンザが流行する中、県内の各会場では多くの受験生がマスク姿で試験に臨んだ。現行の学習指導要領に対応した最初のテストとなり、受験生は「緊張したけれど力は出せた」などと初日の手応えを話し、2日目に向けて気を引き締めていた。
新潟市西区の新潟大五十嵐キャンパスでは、新潟南高3年(18)が「緊張で実力が出せるか不安だったが、先輩や後輩が朝、SNSで応援メッセージをくれたおかげでベストは尽くせた」とほっとした表情を見せ「明日は苦手な科目。緊張でドキドキしても『ワクワクしている』と思うようにして乗り切りたい」と笑顔だった。
国語の現代文は大問が2問から3問に増え、試験時間が10分延びた。長岡技術科学大(長岡市)で受験した六日町高3年(18)は「現代文は結構解けたと思う」と手応えを感じた様子。時間が足りず苦戦した科目もあり「将来は教員免許をとって先生になりたい。夢をかなえるため頑張りたい」と2日目に向けて前を向いた。
上越教育大(上越市)で受けた高田北城高3年(18)は「英語は長文の量が多く、戸惑ったがいつも通りの力は出せた。明日は自己ベストを大幅に超えたい」と話した。
19日は理科、数学の理数科目に加え、「情報」が初めて実施される。
長岡技科大で...
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