鶴や亀、まりなどの色とりどりの布細工がひな人形を彩る福岡県柳川市の「さげもん」=1月16日、新潟市中央区万代3
鶴や亀、まりなどの色とりどりの布細工がひな人形を彩る福岡県柳川市の「さげもん」=1月16日、新潟市中央区万代3

 福岡県柳川市に伝わるつるし雛(びな)「さげもん」の展示が1月16日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップなどで始まった。鶴、亀などの縁起物が飾られ、訪れた人の目を癒やしている。

 柳川市は、新潟空港発着の新潟-福岡線がある縁で、毎年新潟県向けに観光PRを実施している。さげもんは、江戸時代に始まったとされる風習で、女の子の初節句でひな人形と一緒に飾る。柳川市では2月11日〜4月3日、柳川市内を散策する催し「柳川雛祭りさげもんめぐり」が開かれる。

 メディアシップを訪れた柳川市の江島宏和副市長は「元気で幸せになってほしいとの願いを込めた風習。色とりどりの飾りを見て、一足早い春の訪れを感じてほしい」と...

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