
「歌会始の儀」に臨まれる天皇、皇后両陛下=1月22日午前、宮殿・松の間
新春恒例の「歌会始の儀毎年1月に皇居・宮殿「松の間」で開催する皇室の伝統行事。天皇、皇后両陛下の前で、一般の入選者や両陛下、皇族らの詠んだ歌が独特の節回しで披露される。宮内庁によると、古くは天皇が年始に開く歌会を「歌御会始(うたごかいはじめ)」と呼び、起源は遅くとも鎌倉時代までさかのぼる。江戸時代はほぼ毎年開かれた。明治時代以降も続き、1879年に一般応募のうち優れた作品を「選歌」として披露するようになった。近年は基本的に題を漢字一字に指定し、今年は「夢」、昨年は「和」だった。」が1月22日、皇居・宮殿「松の間」で催された。題は「夢」で、天皇、皇后両陛下や皇族、一般の入選者10人の歌が伝統的な節回しで披露された。天皇陛下は、未来を担う子どもたちへの思いを歌に込められた。両陛下の長女愛子さまは今回初めて出席した。
陛下は...
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