
特殊詐欺の手口について学んだ消費生活講座=1月19日、新潟県佐渡市中原
オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの手口について学ぶ消費生活講座が1月19日、新潟県佐渡市中原のアミューズメント佐渡で開かれた。佐渡署生活安全課の笠原直人係長が大切な財産を守るすべとして、「会ったことがない人にお金の話をされたら、行動する前に周囲に相談して」と助言した。
佐渡市消費生活センターの主催。お年寄りを中心に約50人が参加した。
佐渡署管内の2024年の特殊詐欺は昨年11月末時点で3件発生。実在の企業をかたった架空請求詐欺などで、被害総額は約1150万円だった。
笠原係長は近年、SNSを通じて偽の警察手帳を見せるなどして警察官を装い、送金を指示する詐欺や、国際電話番号を使った詐欺が増えて...
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