サッカーJ1アルビレックス新潟が、2025年シーズンに向けて動き出しています。3季続いた松橋力蔵前監督からバトンを引き継ぐのは、J1トップチームで初めて指揮を執る樹森大介新監督。野心と潜在能力にあふれるJ2所属選手を中心に補強し、チーム一丸となって成長を目指します。
 新潟日報では、宮崎県西都市を舞台とする1次キャンプから、アルビ担当記者が現地入りし、紙面に記事を掲載します。ウェブ版の「新潟日報デジタルプラス」ではより詳しく、監督や選手の声、練習中の真剣な表情からふと見せる素顔の写真まで、皆さんに伝えていきます。

開幕の横浜M戦のキックオフまで…

残り00時間0000

◆J2いわきと練習試合=45分、30分、45分の3本

ゴールを狙うMF長谷川元希
ゴールを狙うMF長谷川元希
攻め上がるFW若月大和
攻め上がるFW若月大和
シュートを弾くGK藤田和輝
シュートを弾くGK藤田和輝
パスを出すMF宮本英治
パスを出すMF宮本英治
シュートを放つMF笠井佳祐
シュートを放つMF笠井佳祐
ゴールに迫るMF落合陸
ゴールに迫るMF落合陸
競り合うDF堀米悠斗
競り合うDF堀米悠斗
得点を決めるMF奥村仁
得点を決めるMF奥村仁
新潟

0-0

3-0

0-2

いわき

・快晴、午前11時30分開始
・得点者(新潟のみ) ダニーロ、奥村、練習生
・フォーメーション図は記事の中段にあります。

・試合後は得点を決めたMFダニーロ・ゴメス選手、MF奥村仁選手、2アシストのFW谷口海斗選手、樹森大介監督に話を聞きました!

◆「先輩」として初ゴールを決めたMFダニーロ・ゴメス

※新潟日報の単独取材です。

(ゴールシーンを振り返っていかがですか)

監督が奥の方にボールを送れっていう話をしてて、誰かがロングパスを。ボールの方向に向かったんですけど、ボールにたどり着けなくて。で、ゴールキーパーがボールを持って出てたのが見えて、見た瞬間に、プレスできるなっていうチャンスが見えたので、それで(相手の)リアクションも遅かったのでボールが奪えて、ゴールを決めことができました。自分でボールを失ったんですけど、またボールをゲットして決めました。

(攻守の切り替えを監督も意識しているが、まさにそういう動き)

そうですね。サイドのプレイヤーをもっと活かすスタイルを要求してるので。自分にとってもプラスの要素がいっぱい出てくる。

(今日は満足いく形になりましたか)

フィジカルの部分だったり、呼吸もちょっと上がってた部分もあるし、筋力もちょっと落ちてるので、そういったところをまだよくしたいなっていう気持ちがあったんですけど、全体的に見たらよかった。チャンスをつかめました。

(今年のチーム初ゴールになりましたね)

そうですね。チームにとっても重要だし、自信にも繋がるし、すごいよかったです。

(前回の試合で点が取れなくて)

ゴールを決めることによってチームの空気も少し変わって、その空気感でプレーするとまた違う結果が出てくるので、すごい良かったと思います。

(得意のドリブルも出ていた)

そうです。ドリブルが要求されるような場面もあったので、そういう場面の時に自分がちゃんとアドリブでできたのはよかったと思います。

(この後さらにどういったところをアピールしていきたいですか)

チャンスを作ったり、相手を突破したりっていうところですね。ディフェンスもサポート入ったりっていうところですかね。

(新加入のミゲル選手にも先輩としての姿を見せられたのでは)

彼も学ぶこといっぱいあるし、私が今まで学んできたことを彼に色々伝えられることもあると思います。

◆体に鞭打って2アシストのFW谷口海斗

※報道各社の合同取材です。

(練習試合振り返ってみていかがですか)

結果的に勝ったのはよかったですけど、トータルして相手のやり方に合わせた感じもあったんで、いい局面は作れたのかなとは思いますけど、もっともっと自分たちから主体的にやるっていうのもやれたらなっていうのはありました。

(ご自身の手応えは)

自分も最後の方に1本あったんで、それを決めれるようにやっていきたいなと思います。

(これまでのキャンプはいかがですか)

体に鞭打ってというか、疲れはありながらも、やれてる部分はありますね。練習メニューも変わってる部分もあるんで、そういった面ではやりながらと言いますか、やってないことをやってるんで、そこの負荷っていうのはかかってるとは思います。

(チームとして得点が取れたということは、前の練習試合に比べると収穫)

そうですね、得点取れたっていうのはポジティブに捉えて、それは続けていければいいかなと思います。

(谷口選手ご自身はどんなテーマを持って臨みましたか)

相手のやり方に応じての動かし方もそうですけど、プレスっていうところの守備のところ、より確認してやってた部分ありました。

(前からはめに行く?)

そこはもちろんやろうっていう意識はありましたけど、相手が蹴ってくれてたんで、そこはセカンドボールだったり、また次のアクションが必要だったなっていうのはありましたね。

(谷口選手の入った2本目は、谷口選手が収めたり、キープしたりするところから、自分たちのペースを取り戻せる時間帯もありましたね)

そうですね。マンツーマンで来る相手なんで、収めるところであったりっていうのはキーになってくるのかなっていうのはあったんで、自分のところもそうですけど、フォワードであったり、収まるところがあれば、そういうところで違いができたのかなっていうのはあります。

(得点に絡んで、一つ結果が出せたのかなと思いますが)

そういったところでも、よかったのかなと思います。

「久しぶり…?でもないか」と声を掛けられる、新潟からいわきに今オフ移籍したDF遠藤凌

◆フォーメーション図
※このほか途中交代もあります。

◆マンゴーより先にゴールをゲットしたMF奥村仁

※各社の合同取材です。

(今日の試合を振り返ってみて)

2試合目っていうことで...

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