皇后杯表彰式の新潟Lの選手たち。初タイトルに手が届かなかった=1月25日、Eピース(写真映像部・富山翼)
皇后杯表彰式の新潟Lの選手たち。初タイトルに手が届かなかった=1月25日、Eピース(写真映像部・富山翼)

 サッカーの皇后杯全日本女子選手権決勝で、惜しくもPK戦で敗れ、初タイトルを逃したアルビレックス新潟レディース。あと一歩届かなかった優勝に何が足りなかったのか-。

 準決勝、決勝ともに、序盤の失点が痛かった。準決勝では開始6分で先制を許した。決勝では、GK平尾知佳が「三菱重工浦和はFW高橋はなを起点に攻めてくる。そこをどう抑えるかが重要」と警戒していたが、その高橋に前半11分に決められた。

 だが、橋川和晃監督が「選手たちは状況に応じて攻守ともに柔軟に対応してくれた」と語った。抜群の対応力を発揮し、失点後は相手の猛攻を持ち前の堅守で封じ込めた。今後は、相手に対応できるまでの試合の入りが鍵になりそう...

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