
ロケハンで胎内市を訪れた今関あきよし監督(右)=胎内市下赤谷(池田真一さん提供)
映画「アイコ十六歳」などで知られる今関あきよし監督(65)が、新潟県胎内市を舞台にしたオリジナル脚本の映画製作に向け、準備を進めている。撮影のほとんどを市内で行い、一部の出演者やエキストラは市民から募る。2026年春ごろの全国公開を目指し、ことし4月に胎内市で撮影をスタートさせる予定だ。今関監督は「地元に根付いた人たちに映画を豊かにしてほしい」と話している。
映画のタイトルは「おばあちゃんの秘密」。東京に住む21歳の女性が主人公で、祖母の遺品整理のために胎内市を訪れ、祖母が祖父以外の男性と交わした手紙の束を見つける。祖母の足跡をたどりながら自分の生き方や考え方を問い始めるといったストーリーだ...
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