新潟県刈羽村と新潟大は2024年度、村の将来を担う人材を育成するプロジェクト「かりわ・そうせい」を共同で始めた。初年度は刈羽中学校1年生を対象に、地域学習とキャリア教育を組み合わせた学びを展開。その一環として村の魅力を発信するCMを制作した。いずれは義務教育課程の9年間を通したプログラムを実現することで、村の発展に貢献する人材育成につなげたい考えだ。
刈羽村は22年、10カ年の農業振興計画「農村ビジョン」を策定。魅力ある農村づくりを目指し、新潟大と連携したさまざまな取り組みを始めた。その一つとして2024年7月、村の未来をつくる人材育成事業「かりわ・そうせい」をスタートした。
村産業政策課と...
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