PCGがホテル建設を計画している妙高杉ノ原スキー場。「五つ星」を含む2棟となる方針だ=2024年11月(本社小型無人機から撮影)
PCGがホテル建設を計画している妙高杉ノ原スキー場。「五つ星」を含む2棟となる方針だ=2024年11月(本社小型無人機から撮影)

 新潟県妙高市の妙高高原地域などでリゾート開発を計画している外資系不動産投資ファンド「ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)」が、妙高杉ノ原スキー場の駐車場に計画している中核施設のホテルを、最高級の「五つ星」を含む2棟とする方針であることが1月29日、分かった。周囲に設ける商業区画には、県産品などを取り扱うスーパーマーケットが含まれていることも明らかになった。

 PCGによると、ホテル1棟は格付け相場で五つ星に位置づけられているブランドを候補としている。代表的なガイドブックである「ミシュランガイド」にも掲載されているという。もう1棟も富裕層向けのホテルとする予定で、いずれも交渉を進めている。

 商業区画ではこれまでアパレルや飲食店が計画されていたが、...

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