
PCGが今後開発を進める予定の妙高杉ノ原スキー場。右下の駐車場に高級リゾートホテルなどの建設が計画されている=11月14日、妙高市杉野沢(本社小型無人機から撮影)
新潟県妙高市の妙高高原地域などで外資系不動産投資ファンド「ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)」が進めるリゾート開発は、2026年夏までに着工することが分かった。PCGのケン・チャン最高経営責任者(CEO)が11月15日、新潟日報社の取材に明らかにした。28年末の整備を目指す第1弾の開発は、投資規模700億円程度を想定する。中核となる高級ホテルの運営事業者は、外資系ホテルと最終交渉に入っている。
PCGは、第四北越銀行などが出資する1号ファンドで約350億円を既に調達した。借り入れなど資金調達は順調に進んでいるという。
第1弾の開発は、妙高杉ノ原スキー場の駐車場に高級ホテルを建設する...
残り518文字(全文:818文字)