
モデル事業についてオンラインで説明する新潟県職員=1月30日、新潟県庁
へき地の診療機会を確保するため新潟県が2023、24年度に行ったオンライン診療モデル事業の成果報告会が1月30日、県庁で開かれた。医師不足が深刻となる中、県は診療を補完するのにへき地のオンライン診療は有効だったと総括。事業で得られた成果を独自の「導入ガイド」にまとめ、県内で今後もオンライン診療を普及・拡大していくとした。
県のモデル事業は2023年11月〜2024年9月、長岡、柏崎、上越、魚沼、阿賀の5市町で実施。診療所や自宅などにいる患者に看護師が付き添ってタブレット端末を操作し、別の場所にいる医師とオンラインでつないで診療した。
報告会はオンラインで行われ、新潟県内の自治体や医療関係者ら...
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