
新潟県三条市の小学校の在り方について議論してきた「三条市未来の学校検討委員会」は1月29日、下田地域の小学校の統廃合の検討を始めることなどを盛り込んだ提言書をまとめ、市教育委員会へ提出した。少子化が今後も予想される中、地域、保護者、学校が丁寧に検討を進めていくことなどを求めている。
検討委員会は学識者や保護者、地域の代表、学校関係者や公募委員ら37人で構成。2024年9月から会議を開き、中学校区ごとの小学校の在り方を考えた。
市教委によると、市立の小学校(義務教育学校1〜6年を含む)の児童数は2024年5月1日時点で4142人だが、30年度には3169人に減る見通しだ。小学校別では上林小、大...
残り610文字(全文:910文字)