煙が充満した部屋の中からの避難を体験した園児=妙高市白山町4
煙が充満した部屋の中からの避難を体験した園児=妙高市白山町4

 新潟県妙高市白山町4の新井あおぞら保育園で、火災から身を守る訓練があり、園児70人が煙を吸わないように避難する方法を学んだ。

 暖房器具を使うなど火災の発生リスクが高まる厳冬期に注意を呼びかけるため、新井消防署が1月24日に行った。

 3〜5歳児組の園児たちは、消防士から「煙を吸わないようにハンカチで口を覆って」「低い姿勢にすると前が見やすい」といった避難の心得を学んだ。訓練用の煙を充満させた多目的ルームでは、上にたまりやすい煙を吸わないよう、しゃがんだ姿勢で歩いて避難した。

 6歳の園児2人は「煙の中は怖かったが、しゃがんだら前が見えた。習った通りに避難したい」と話した。

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