新潟県、病院経営危機のＪＡ県厚生連への支援を10億円規模で調整　2025年度の運転資金枯渇は回避できる見通し

　新潟県内で１１病院を運営し、経営危機に陥っているＪＡ県厚生連に対し、県が１０億円規模の支援を行う方向で調整に入ったことが２月４日、分かった。財源の一部に国の交付金を充てる。これとは別に、県厚生連病院が立地する市も協調して支援するとみられる。公的支援に伴い、２０２５年度にも見込まれた県厚生連の運転資金の枯渇は、一時的に回避できる見通し。

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　県は２４年度一般会計補正予算案か、２５年度一般会計当初予算案に盛り込む方針。財源の一部には昨年１２月に成立した、国の経済対策の交付金を活用する。関係者によると、交付金は地域の医療再編を加速するといった前提があるため、県厚生連側がどの程度再編を進めるかによって、...