
県厚生連の労働組合員らが職員の処遇改善などを訴えたアピール活動=1月11日、新潟市中央区
新潟県内11病院を運営し、経営危機が問題となっているJA県厚生連の労働組合が1月11日、職員の処遇改善などを求め、新潟市中央区の街頭でアピールした。組合員ら約40人は国や県、病院の立地する自治体からの支援強化などを求めた。
人口減少や物価高を背景に苦しい経営が続く県厚生連は、改革を進めなければ2025年度にも運転資金が不足する恐れがある。花角英世知事は24年12月末、県厚生連に財政支援を行うことを表明したが、具体的な金額は明らかにしていない。
県厚生連は、2024年12月支給分の職員賞与を大幅に削減。離職者が増えているといい、労働環境が厳しさを増していることを県民に知ってほしいと、県厚生連労...
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