
倒木で通行止めとなった護国神社前=2月8日、新潟市中央区
今冬一番の寒気の影響で、新潟県内では2月7日から8日にかけ、雪が降り続いた。7日に「顕著な大雪に関する気象情報」が発表された新潟市などでは、最大6時間降雪量が観測史上最大値を更新した。大雪のため災害救助法が適用された阿賀町では、8日も業者や住民による除雪作業が続いた。
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新潟地方気象台によると、7日午前0時から8日午前5時までの最大6時間降雪量は、新潟市中央区で44センチ(7日午後5時〜11時)、新潟市東区で40センチ(7日午後3時〜9時)、佐渡市相川で30センチ(7日午後4時〜10時)を観測した。
新潟市中央区西船見町の護国神社近くでは2月8日朝、倒木のため通行止めが行われていた。中央区の古町地区では、大雪の影響で臨時休業する店もあった。
2月7日に3メートル超の積雪を記録した阿賀町の福取では、人の背丈を超える積雪の中、住民が屋根の雪下ろしに奮闘。除雪車が集落の真ん中の通りをせわしなく行き来していた。
自宅前をスノーダンプで除雪していた女性(73)は「一夜で50センチ以上積もった気がする。こんな雪は何十年ぶり。もう雪は十分。雪が降らなければ良い地域なんだけれども…」と疲れた表情を浮かべた。
津川の...
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